【渡航ワクチンとは】
海外渡航に伴い、様々なワクチンの予防接種が必要になる場合があります。どのようなワクチンが必要かは渡航先と渡航期間によります。厚生労働省検疫所のページに具体的にまとまっていますのでご確認ください。
・厚生労働省検疫所「FROTH海外で健康に過ごすために」→http://www.forth.go.jp/useful/vaccination.html
今まで受けたことのあるワクチンは国立感染症研究所のページで確認可能です。
・国立感染症研究所感染症情報センター「予防接種スケジュール」→http://idsc.nih.go.jp/vaccine/dschedule.html
子供の頃に受けたワクチンもだいたい20歳を過ぎて来ると抗体は十分でなくなってしまっている場合がほとんどですので、原則的に再度予防接種したほうが確実です。
・川崎医科大学小児科学教室「海外渡航者の予防接種Q&A」→http://www.kawasaki-m.ac.jp/pediatrics/common/pdf/yobousesshu_20151218.pdf
【お茶の水内科取り扱いワクチン一覧】
お茶の水内科では、海外出張、海外赴任、海外留学、海外旅行、など様々な理由で渡航ワクチンのご相談を受けることが増えて来ました。前もってご相談いただき、ワクチンを準備してからの接種となるため、事前にお問合せください。
・麻疹(Measles):7000円(生ワクチン)
・風疹(Rubella):7000円(生ワクチン)
・麻疹風疹(Measles Rubella: MR):8000円(生ワクチン)
・流行性耳下腺炎(Mumps):5000円(生ワクチン)
・水痘帯状疱疹(Varicella Zoster):8000円(生ワクチン)
・A型肝炎(Hepatitis A):7000円(不活化ワクチン、十分な免疫獲得のためには4週間開けて2回目を接種、ハイリスク群の場合はさらに半年後に3回目の接種を推奨)
・B型肝炎(Hepatitis B):7000円(不活化ワクチン、十分な免疫獲得のためには4週間開けて2回目を接種、ハイリスク群の場合はさらに半年後に3回目の接種を推奨)
・破傷風(Tetanus):5000円(不活化ワクチン、十分な免疫獲得のためには4週間開けて2回目を接種、ハイリスク群の場合はさらに一年後に3回目の接種を推奨)
・狂犬病(Rabies):14000円(不活化ワクチン、十分な免疫獲得のためには4週間開けて2回目を接種、ハイリスク群の場合はさらに半年後に3回目の接種を推奨)
・日本脳炎(Japanese Encephalitis):7000円(不活化ワクチン、十分な免疫獲得のためには4週間開けて2回目を接種、ハイリスク群の場合はさらに一年後に3回目の接種を推奨)
・日本語または英語の予防接種済証明書の発行:5000円
他のワクチンも取り寄せになりますが、多くは取り扱いは可能です。黄熱ワクチン、海外のワクチン、小児用ワクチン、品薄なワクチン等で入手困難なものがありますが、ご了承ください。複数の予防接種をされる場合は事前に余裕を持ったスケジュールでご相談ください。具体的には、不活化ワクチン接種後は1週間以上、生ワクチン接種後は4週間以上を目安に、投与間隔を空ける必要があります。渡航日程が差し迫っている場合には同時接種や接種間隔の調整なども柔軟に相談に乗ります。領収証は個人名、会社名、どちらでも発行可能です。お気軽にご相談ください。
【黄熱ワクチン】
黄熱ワクチンだけは特別で、予防接種可能な医療機関、黄熱ワクチン予防接種証明書(通称イエローカード)を発行可能な医療機関が指定されています。予防接種証明書がないと入国出来ない国がありますので必ずご確認ください。
・厚生労働省検疫所「黄熱について」→http://www.forth.go.jp/useful/yellowfever.html
【海外医療情報】
外務省のページ、いくつか有用なサイトを集めましたのでどうぞご参考ください。
・外務省「世界の医療事情」→http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/index.html
・成田空港検疫所「日本医科大学成田国際空港クリニック」→https://www.forth.go.jp/keneki/narita/index.html
・国立国際医療研究センター病院国際感染症センター「トラベルクリニック」→https://www.travelclinic-ncgm.jp
・日本検疫衛生協会「東京診療所」→http://www.kenekieisei.or.jp
・東京医科大学「渡航者医療センター」http://hospinfo.tokyo-med.ac.jp/shinryo/tokou/topics.html